スポーツがしたい
障害者スポーツ
パラリンピック正式種目から手軽にできるユニバーサルスポーツと宮城県内の活動団体を紹介
-
車椅子ソフトボール
車椅子ソフトボール
発祥はアメリカで、約44年前から全米選手権が行われており、ボストンレッドソックス、シカゴカブスなどメジャーリーグチームのサポートを受けて運営しているチームも多い。
ジュニアを対象にした大会もあり車椅子競技として広く浸透している。日本において、アメリカ留学中に全米選手権に出場した堀江航氏が中心となり、2012年にアメリカで開催されたワールドシリーズに有志により日本代表をチームを結成したのがスタートである。
2013年には一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会(JWSA)を発足し、同年には第1回全日本車椅子ソフトボール選手権大会が北海道で行われた。現在、全国で20チームが活動している。2028年のロスパラリンピックでの正式種目入りを目指すとともに、障がい者と健常者、男性、女性、年齢においても分け隔てなく誰もが一緒に同じフィールドで楽しむことのできる、バリアフリーなスポーツとして、普及・発展を目指している。
宮城県内の活動団体
- 宮城fighting spirits
- https://twitter.com/mfs1512
-
スポーツウエルネス吹矢
-
車いすダンス
車いすダンス
車いすに乗って踊る方が都合のよい人と、立って踊る人がペアを組んで踊るダンス。車いす同士で踊るダンスも含まれます(デュオといいます)
宮城県内の活動団体
- NPO法人宮城県車いすダンス協会
- https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/102010043
-
ボウリング
-
フライングディスク
-
バイアスロン
バイアスロン
クロスカントリースキーのフリー走法と射撃を組み合わせたものが、バイアスロン。
パラリンピックでは、距離別にショート、ミドル、ロングの3種目が実施される。
射撃は伏射で行い、射撃を外した回数だけペナルティがあるため、選手たちは満射を狙う。
宮城県内の活動団体
-
スノーボード
スノーボード
障がいの種類や程度により、下肢障がいのSBLL-1、SBLL-2、上肢障がいのSB-ULの3つのクラスに分けられ、スピードを競い合う。
-
クロスカントリースキー
クロスカントリースキー
クロスカントリースキーは、立位(スタンディング)、座位(シッティング)、視覚障がい(ビジュアリーインペアード)の各カテゴリーで競う。
-
車椅子カーリング
車椅子カーリング
1試合8エンド制。各エンドでハウスの中心に最も近いストーンを投げたチームが勝者となり、最も中心に近い敗者のストーンより内側にあるストーン数の合計が勝者の得点になる。
ストーンを投げる際、低い姿勢でも投げやすいようにデリバリースティックを用いるのが特徴。
さらに車いすが動かないように、仲間が後ろから支えることも認められている。1チーム4人で戦い、チームは男女混合で編成される。 -
アルペンスキー
-
アイスホッケー
アイスホッケー
下肢に障がいがある選手が「スレッジ」と呼ばれる専用のソリに乗ってプレーする。
短いスティックを用いて、駆動用のアイスピックが付いているグリップエンドで氷を押しながら漕ぐ動きで前に進む。
巧みにスティックを持ち替えて、反対側のブレード部分でパスやシュートを繰り出す。 -
陸上競技
陸上競技
車いす、義足、視覚障がい、知的障がいなど、さまざまな障がいのある選手が出場するため、選手は障がいの種類や程度によって区分され、クラスごとに順位を競う。
「レーサー」と呼ばれる競技用車いすやカーボンファイバー製の義足、バランスを取るための義手など、障がいの特性に合わせた様々な用具がある。
宮城県内の活動団体
- スペシャリスト・アスリート・クラブ
- http://miyagisyougaisupotusidousya.blogspot.com/p/1s.html
-
ボート
ボート
肢体不自由、視覚障がいの選手のためのボート競技が、パラリンピックでのローイングだ。
4人のクルーと、指示を出す1人のコックス1人で組む「コックス・フォア」、2人のクルーによる「ダブル・スカル」、クルー1人による「シングル・スカル」がある。
競技は2000mの直線レーンで行われ、ボートの先端がゴールラインに到達した順位で勝敗が決定する。 -
パワーリフティング
パワーリフティング
パラリンピックのパワーリフティングは、下肢障がいの選手によるベンチプレス。
障がいのクラス分けはなく、体重別(男女各10階級)に分かれてそれぞれのパワーを競う。
選手はベンチに横たわり脚を伸ばしたポジションで競技を行う。
ラックからバーベルを外した状態で静止した後、審判の合図とともに胸まで下ろし、再びバーベルを上げる。
これが1回の試技。延長されたベンチプレス台の上に足を乗せて行うのが特徴。 -
バドミントン
バドミントン
東京大会からパラリンピックの正式競技となったバドミントン。
座ってプレーする人の「車いす」と、上肢障がい、下肢障がい、低身長の「立位」に分かれ、障がいの程度により区分されたクラスごとのメダルを争う。
車いすのカテゴリーは、半面のコートを使用するなど特別ルールが適用されている。
宮城県内の活動団体
-
馬術
馬術
パラリンピックの馬術には、規定演技を行う「チャンピオンシップ」、選手それぞれが選んだ楽曲に合わせて演技を組み合わせていく「フリースタイル」がある。
上下肢障がいなどの選手が人馬一体となり、技の正確性と芸術性を競う。
障がいに応じて工夫した手綱や鞍を使い、残存能力をフルに活かして演技を行う。 -
テコンドー
テコンドー
2015年1月に東京大会の正式競技に決定し、世界の競技力が急速に向上しているパラテコンドー。
一般のテコンドーとは異なり、頭部への攻撃が禁止されており、蹴りのみで攻撃する。 -
卓球
-
セーリング
セーリング
スタートからゴールラインまで、前進するスピードを競い合うセーリング。
10回のレースそれぞれの順位をもとにしたポイントの合計で順位を決める。 -
水泳
水泳
機能障がい、視覚障がい、知的障がいなどの選手が活躍している。
あらかじめクラス分けされたクラスの中でタイムを競い、順位を決める。
なお下肢に障がいのある選手は飛び込みが難しいため、水中からのスタートが認められている。 -
柔道
柔道
パラリンピックの柔道は、視覚障がい者の競技として行われている。
健常者の柔道とほとんど変わらないが、両者が互いに組んでから主審による「はじめ」が宣告され、ふたりが離れたときは試合開始の位置で組み直すルールあり。
常に組んだ状態で行なうため、体力の消耗が激しい。 -
自転車
自転車
一般の自転車競技とほぼ同様に、ロードレースとトラックレースがあり、それぞれタイムまたは着順を競う。
選手は障がいの種類により4つのクラスに分けられ、それぞれの特性に応じた自転車で競技する。 -
ゴールボール
ゴールボール
視覚障がいのある選手がプレーするゴールボールは、パラリンピック特有の競技。
鈴の入ったバスケットボール大のボールを互いに投げ合い、得点を競う。コート上の選手は3人。
選手は障がいの程度に関わらず、「アイシェード」と呼ばれる目隠しを装着し、全盲状態でプレーする。 -
車椅子ラグビー
車椅子ラグビー
激しいコンタクトプレーにも耐えられる頑丈な競技用車いすを使用し、ボールは丸い専用球を使用。
頸随損傷や機能障がいなど四肢に障がいのある選手たちが、巧みな車いす操作で観客を魅了する。 -
車椅子フェンシング
車椅子フェンシング
車いすを固定した状態で競技を行う車いすフェンシングは、一般のフェンシングと同じ剣や防具を使用する。
胴体のみを突く「フルーレ」、上半身を突く「エペ」、上半身を突き、斬る「サーベル」の3種目が実施されている。 -
車椅子バスケットボール
車椅子バスケットボール
下肢などに障がいのある選手が、競技用車いすを操作しながらプレーするバスケットボール。
使用するコートやリングの高さなどは一般のバスケットボールと同じで、激しい攻防やスピーディーなパスワークが魅力的。最も人気のある競技のひとつ。
宮城県内の活動団体
- 宮城MAX
- https://miyagimax.net/
-
車椅子テニス
車椅子テニス
ツーバウンドでの返球が認められている以外は一般のテニスの競技ルールのまま行われるのが車いすテニス。
握力が弱い方は、テーピングでラケットと腕を固めるなどしてボールを打ち返すこともある。
宮城県内の活動団体
- 仙台ウィルチェアーテニスクラブ
- https://www.facebook.com/sendaiColorfuls/
-
カヌー
カヌー
種目はカヤックとヴァーがある。
カヤックは両側に水をとらえるブレードのついたパドルを左右交互に漕いで前に進み、ヴァーは「アウトリガー」と呼ばれる浮き具付きのカヌーに乗り、片側にだけブレードのついたパドルで左右どちらかを漕ぎ、一斉にスタートし着順を競う。
宮城県内の活動団体
-
アーチェリー
アーチェリー
アーチェリーは的を狙い矢を放って、その得点を競い合う競技。
障がいの種類や程度に応じて用具を工夫することも認められている。
宮城県内の活動団体
- 杜の都アーチェリークラブ
- https://amputeeboulder0104.wixsite.com/mori-ac
-
シッティングバレーボール
シッティングバレーボール
シッティングバレーボールは、床に臀部(でんぶ)の一部が接触した状態でプレーするチーム競技。
1チームは6人で編成し、一般のバレーボールよりもネットの高さを低くし、狭いコートで行う。
サーブ、ブロック、スパイクなどの際に床を臀部から浮かしてはいけない。
1956年に戦争で負傷した人によって考案された歴史があるが、国内では現在、健常者の人たちも楽しめるスポーツとして普及が期待されている。 -
ボッチャ
-
卓球バレー
-
足動車椅子ホッケー
足動車椅子ホッケー
ユニホックを基に考案されました。
対象者は、主に脳血管疾患の片麻痺の方々となります。
競技は、常用の車椅子を使用して行われます。
「足動」というだけあって、健側の足で車椅子を漕いで(床を蹴って)移動します。
進む向きは後ろ向きでも前向きでもかまいません。
とにかく前に進めればOK!
そして、スティックを手に、ボール(プラスティック製の穴あきボール使用)を打って、進みます。
自分でドリブルして進むもよし、相手にパスしながら進むもよし、チームメイトとボールをつないで
幅1m70cm、高さ90cmのゴールを狙います。
コートはバスケットボールコートを使用し、高さ20cm程度のフェンスでコートを囲みます。
ボールを外に出さないように、フェンスを上手に使用してパスとつなぐもこともできます。
試合は、前後半10分で行われ総得点を競います。